確定拠出年金の税制上における5つのメリット

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確定拠出年金の特徴の一つに税制上の優遇が受けられるといったことが挙げられています。でも、サラリーマンだと確定申告にも縁がなくイメージしずらいですよね。本記事では確定拠出年金と税金のことをわかりやすく説明していきます。

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1.確定拠出年金の掛け金は全額所得控除になる

確定拠出年金でもサラリーマンとして企業型のタイプに入っている場合には、毎月の掛け金を自分で拠出するのではなく、会社が出すような形になっています。

確定拠出年金は、制度を利用していれば税制上の優遇を受けることができます。まずは掛け金そのものも全額所得控除になってます。もちろん、自営業者が入るような個人型の確定拠出年金であっても同じです。

自分が出したお金に関しては、その年の収入には入りません。そのため、所得税や住民税の支払も少なくなります。

2.投資信託を購入している場合は分配金等が非課税に

確定拠出年金でも投資信託を購入していて、決算期には分配金が支払われるケースもあります。

通常ではこの分配金にも税金がかかっています。しかし、確定拠出年金では、分配金も非課税となります。

しかも運用期間中ずっと非課税扱いになるのです。分配金は再投資されるわけですから、実質利回りが向上し、長期での複利効果が高くなります。

課税と非課税では20%の違いがあります。大きな差になるので注意が必要です。20年30年たったときに、複利の効果でさらに違いが出ることも覚えておきましょう。


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3.年金を受け取るときにも控除がある

確定拠出年金では、60歳以上で年金を受け取ることができます。この場合一時金であれば、退職所得控除が受けられ、年金であれば公的年金等控除を受けることができます。

どちらであっても運用した年金の受け取り時には控除が受けられるものと考えてください。もちろん、普通に積み立て投資をしたときよりも、受け取る年金の額が大きくなることには間違いありません。

確定拠出年金では口座管理手数料や信託報酬などを考慮してよりリターンの多い商品を選ぶことが重要です。

4.確定拠出年金はNISAと比べても税制上の優遇は厚い

すでに証券会社では税制上の優遇制度であるNISAが始まっています。同じ資産運用でもアクティブな運用を行うなら証券会社を利用して株式投資や投資信託を購入することになるのです。

NISA専用の口座を作れば、毎年100万円を最大10年間まで、売却益や配当金による利益が非課税になります。

しかし、NISAよりも確定拠出年金は税制上の優遇が厚いとみていいでしょう。というのも60歳まで毎月掛け金や運用益が非課税になりますし、60歳からの受け取り時には、一時金や年金として受け取るときにも非課税となるからです。

5.新しく始まった「マッチング拠出」にも注目

「マッチング拠出(上乗せ拠出)」が、法改正により新しく始まりました。

この制度は、企業型確定拠出年金の加入者が、個人でお金を出せる仕組みです。その名の通り、自分のお金を上乗せして掛け金にプラスすることで、税制上のメリットを受けながら、老後に備えることができます。

マッチング拠出には上限があって、人により税制の恩恵を受ける額には違いがありますが、その差額が受け取り時には大きな資産となっていることには間違いないでしょう。

あとがき

確定拠出年金には、税制上の優遇もあることがわかって頂ければ幸いです。新しく始まった制度とよく見比べて、どういったメリットがあるのかを知っておきましょう。60歳の年金受け取り時に資産の額が大きく変わってくるからです。確定拠出年金を正しく理解して老後の生活に備えましょう。以上「確定拠出年金の税制上における5つのメリット」でした。最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

投稿者:

masariya

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投資・実物資産・貯金・預金についてレポートしています。 投資は情報戦、皆様が得したと感じてもらえるような情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願い致します。