税金滞納!国税局が差し押さえる資産・財産一覧

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税金を滞納すると督促状が出されて、それでも納付しないと滞納処分の手続きが進められます。本記事ではそういったときに、どういった財産が差し押さえられるのか詳しく見ていきましょう。

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1.不動産や自動車などの財産

そもそも差し押さえてどうするのか

財産を差し押さえる目的は、差し押さえた財産を競売にかけて換価し、滞納分の税金に充てることです。そのためある程度、換価価値の高い財産を対象にしなければ意味がありません。

人は様々な物を所有しており、その中には差押えが法律上可能なものも多いですが、実際に差し押さえられる財産は不動産や自動車といった比較的高価な財産が狙われるケースが多い傾向にあります。

他にも理由があった

財産の差押え手続きをするにあたって、具体的にどういった財産を所有しているのかどうかを、国税局の側で調査しなければなりません。その点不動産は登記制度があり、登記簿を見れば所有者がすぐに分かります。また自動車に関しても登録制度があるため、ほとんど手間をかけずに誰の所有物であるのかを知ることができるというわけです。

こうしたことから、不動産や自動車は国税局が滞納処分を行うにあたって、差し押さえられやすい財産だと言えるでしょう。

2.給与や売掛金など債権も対象

不動産や車を所有していない人も多い

税金を滞納する人の全てが持ち家に住んでいたり、自動車を所有しているわけではありません。賃貸住宅に住んでいたり、自動車を持っていない人も少なくないでしょう。

そもそも税金を支払う経済的余裕がないため、滞納をしてしまう人というのも多いのが現状です。マイホームを購入できるだけの経済力やマイカーを所有する余裕がない人の方が多いと考えるのが普通でしょう。預金などの財産もほとんどない人もいます。

財産を持っていない場合給与が差し押さえの対象となる

ではそういった人たちに対しては滞納処分が行われないのかというと、そうでもありません。ほとんど財産を持っていない人であっても、働いて給料を得ているというケースがほとんどです。給料は勤務先に対する債権であり、これを差し押さえることも可能です。

ただし全額一気に差し押さえると生活ができなくなるため、手取額の4分の1までしか差し押さえることはできません。それで足りない分に関しては、翌月以降の給与から差押えるといったことが、滞納分の税金を全て回収するまで続くことになります。

また自営業の場合は給料をもらっていませんが、得意先から報酬や代金などを受け取っています。それに係る売掛金も差押えの対象になります。売掛金が差し押さえられると、税金を滞納していることが得意先にも知られてしまうことになるため、信用を大きく損ねる可能性が出て来ます。このことに関してしっかりと覚えておきましょう。


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3.仕事道具や一定の生活用品などは対象外

テレビやエアコンは生活必需品?

法律上差押えが禁止されている財産というのがあり、主に日常生活を営む上で最低限必要な道具や、仕事で使用する道具がそれに当たります。具体的には衣服や寝具などです。エアコンやテレビなども1台に限ってこれに含まれます。

ただし2台以上所有している場合には、1台を残して差押えの対象になります。仕事に使う道具に関しては、滞納をしている人がどういった仕事をしているのかということによって異なります。

現金はどうなるのか

この他現金に関しては99万円まで、預金に関しては20万円までが差押え禁止になっています。現金と預金でだいぶ差があることから、心配な人はできるだけ預金ではなく現金で持っている方が良いかも知れません。

あとがき

本記事では税金滞納による財産の差し押さえについて説明しました。税金を滞納すると大切な財産を失う可能性が出て来ます。そのため滞納をしないようにすることが大切です。督促状を無視することなく、納付が難しい場合には自分から税務署に相談してみるのが良いでしょう。近々税金の滞納で課せられてしまう罪について紹介しますのでどうぞよろしくお願い致します。ここまでご覧頂き誠にありがとうございました。

投稿者:

housyoku

housyoku

資産運用・税金についてレポートしています。 資産運用や税金といったイメージのしづらい難解なキーワードをわかりやすく、丁寧に伝えていきますのでどうぞよろしくお願いします。