ネット銀行参入で大成功!ソニー銀行ができた3つの経緯

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金融自由化の波に乗り、ネット専業銀行として誕生したソニー銀行。銀行設立は盛田昭夫の夢でもありましたが、ソニー生命での成功や金融自由化の時流に乗れ、運とSONYの先取性が成功の鍵となりました。本記事ではそんなソニー銀行ができた経緯を詳しくみていきます。

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1.ソニー銀行は盛田昭夫の夢を具現化したもの

SONYは現在では業績が伸び悩む過去のエレクトロニクス企業となってしまったのかもしれませんが、過去には世界のSONYと言われるほど、数多くのヒット商品を生み出してきました。

そんなSONYがどうしてエレクトロニクスではなく、金融部門を持つようになったのか、興味を持つ人も多いはずです。それはSONYの元会長、盛田昭夫が金融事業進出を決めたところから始まるものといっていいでしょう。

盛田昭夫元会長の計画として、金融機関を持つことで企業としての成長を促し、資金調達と信用力の両方を手にすることができるのだ、という強い意思から始まっています。それも遡れば1970年代のことです。すでに40年近く前から金融機関の事業の構想があったわけです。

2.顧客重視の営業戦略を貫くソニー銀行

ソニー銀行は、ネット専業銀行の中でも、「異色の存在」として認識されています。2001年ごろからの金融自由化により、メーカーなどの異業種でも銀行を設立することができるようになりました。

そこでSONYも銀行を設立することができたわけです。家電やエレクトロニクス製品が価格の下落を続けているため、SONY本体の収益力は落ちていますが、ソニー銀行は、顧客満足度も毎年トップに名を連ねる常連として知られています。

つまり、顧客サービス品質の向上に努めていることが成功につながっていると考えてください。こうした顧客志向は銀行ではなく、メーカーのSONYの考えによるところが大きく、同じように見える銀行であっても差別化ができている点が評価されています。

ネット専業銀行ということから、営業マンに注力するよりも、顧客サービスに重点を置く姿勢は、ネット専業銀行だからこそできることであって、既存の銀行とは全く違ったサービス内容に顧客の支持が集まったわけです。


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3.生保事業での成功を元に金融自由化の波に乗った

ソニー銀行の設立の前には、すでにソニー生命の成功があったことも忘れてはなりません。

もともとは、米プルデンシャル生命と合弁で「ソニー・プルデンシャル生命保険」を設立したことから始まっています。日本ではなく、外資系の生命保険会社の協力があったわけですが、当時はとても大胆な会社に思われたに違いありません。ソニーと生保は合わないし、外資系となると、敬遠されがちです。

しかし、既存の生保ビジネスとは全く違った、金融・財務の高度な知識を持った営業マン「ライフプランナー」を育てました。

その成功があったからこそ、20年後の銀行の誕生後も、外貨預金や投資信託、住宅ローンの販売を軌道に乗せることが早かったわけです。住宅ローンの取り扱いは3分の1がソニー生命を経由していることからも、その相乗効果の高さを証明しています。

ソニー銀行 公式ホームページはこちら

あとがき

ソニー銀行は、ソニー生命の成功があったからこそ、成功したともいえますが、40年以上前からSONY元会長の盛田昭夫が思い描いていた夢と強い意思を実現したものとなっています。そして、今になって、SONYの苦境を救う優良な事業部門となったことは間違いないでしょう。メーカー発の銀行部門としては、顧客志向を貫き、ネット専業銀行でもトップクラスの満足度を誇っています。近々ソニー銀行のサービスを具体的に紹介致しますのでどうぞよろしくお願致します。ここまでご覧頂き誠にありがとうございました。

投稿者:

masariya

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投資・実物資産・貯金・預金についてレポートしています。 投資は情報戦、皆様が得したと感じてもらえるような情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願い致します。