生命保険にも投資商品があるのをご存知ですか?

職場で加入した生命保険、街中の保険ショップで見直した入院保険、子供の学資保険や年金保険など、あまりにも沢山あって迷ってしまう生命保険にも、実はおいしい「投資商品」があります。今回はこれをご紹介します。

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生命保険にも「投資商品」がある!

生命保険といえば「自分が死んだら7,000万円の保険金が家族に渡る」、あるいは「がんにかかったら100万円が下りてくる」など人生の不幸な時を手助けしてくれるものと考えてはいませんか?

人の死は、悲しみと同時に残された遺族が今まで通りの生活をして行けるかどうかという不安をもかきたてます。

悲しみと不安、これを少しでも解消するためにこそ、生命保険金は役に立ちます。

最近は、死亡保険金と共に「医療保険」「年金保険」「学資保険」「がん保険」などを別々に加入する人が増えています。

今までは一つの保険会社に何年も同じ保険に入り続けていて、死亡保険や入院保険特約、傷害特約とあれもこれもと特約がついているパック商品が主流でしたが、最近は「所得補償」の保険、「貯蓄」の保険と目的を持って保険商品選びをする人が増えました。

つまり、今や保険は「自分で選び、自分で納得して」加入すべきものになっているのです。

保険には貯蓄目的の商品が2つしかない!

世の中には、生命保険についての参考本やサイトやブログが溢れています。

有名な経済誌でも生命保険についての特別号が発行されると、売り切れるケースが多いのも事実です。

それだけ、多くの人が保険に興味があり、次第にその中身を知りつつあるようです。

では、日本に42社ある生命保険会社の数千にも及ぶ全商品の中に、貯蓄目的の商品はいくつあるのでしょう。

実は、たった2つしかありません。ポイントは、「掛け捨て」か、または「掛け捨てではない」かです。

例えば、保険外交員に「この商品は掛け捨てですか?」と聞いてみてください。

もし、即座に「はい、これは掛け捨てです。」あるいは「これはそうですね、貯金はできないですね。」と曖昧に返答するようなら、確実に掛け捨て商品です。

掛け捨て、とは「毎月(毎年)支払う保険料」の総額 > 「満期保険金、解約返戻金」ということ。つまり損をしています。

つまり、貯蓄のように保険金が溜まって受け取れ、その額が掛け金総額より多いものが、本当の貯蓄商品なのです。

ちなみに、保険外交員が曖昧に返答する理由は、「解約返戻金はあるけど、保険料総額よりずっと少ない」という場合があるからです。

さて、この2つの保険商品、名前は「養老保険」と「終身保険」といいます。

養老保険

養老保険は、「満期の年月日が確定」「満期保険金が確定」「月々の掛け金も変動なし」というわかりやすい商品。

これには「学資保険」「年金保険」が含まれますが、10年、20年、あるいは50歳、60歳満期などと自由に保険料(掛け金)を支払う期間を設定できます。

ちなみに金利ですが、半年複利に置き換えて約1%というのが最も高いと見て良いでしょう。

利回りは低いですが、安全性が高い商品といえます。

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終身保険

もう一つが終身保険。これは非常に面白い商品で、保険会社によっては「ユニークな投資商品」として販売されています。

終身保険は、保障が一生涯付いてくるというものです。ですが、それと同時に密かな貯蓄も付いてくるという面白さがあります。

密かな貯蓄、これを専門用語では「解約返戻金」と呼び、普通は「保険を解約しても、掛け捨てではない」と理解されます。

貯蓄商品の鉄則は、少ない掛け金で大きな満期金の獲得です。

保険期間は一生涯、そして保険料を支払う期間は短期間。この形を選ぶことが非常に大事です。

一生保険料を支払い続ける商品は貯蓄にはなりません。

短期払いと言いますが、仮に25歳で加入して45歳で保険料の支払いが終わる場合、46歳からは保険料はタダ。そして、保険金は100歳で死んでも受け取れます。

では、解約返戻金はどうでしょうか。45歳まで毎月コツコツ保険料を支払った金額が仮に600万円としましょう。

加入者は45歳ですぐに解約するのではなく、2年、3年とそのまま放っておくのです。

すると、解約返戻金が600万円を追い越し、50歳、55歳と年齢を重ねる毎に増加していきます。

こうした商品は保険会社各社がいろいろな商品を揃えていますが、いずれも「20年」「25年」と長く掛け続けなければならないので、その目的の多くは「老後の貯蓄」という人が多くなっています。

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投資のライナップに加えたいのが「変額終身保険」

さて、今までの商品はいずれも「確定利回り」というものでしたが、投資目的にふさわしいのが「変額終身保険」です。

変額というからには、解約返戻金の額が増減するということです。

この商品は、毎月支払う保険料の一部を「投資信託」のようにファンドに預けて、運用してもらう形にしています。

保険会社は何百万人もの顧客を抱えており、一年間に集める保険料は1社で数兆円にもなります。

ですから、その1割でもファンドに回ることで、株価や債権といった市場が大いに活発化していきます。

変額終身保険は他の保険商品同様、確定した保険金があります。

ですが、目的の解約返戻金については、3%、5%、7%と高い利率で運用される「可能性」を持っています。

ファンドとは、様々な日本の株式銘柄、外国の株式銘柄、あるいはジャスダックといわれる新興企業の株式など、様々なジャンルに分類したもの。

変額保険の場合は、保険加入者が自分でファンドの「入れ替え比率をチョイス」して、毎月の時価総額(運用成績表)を判断します。

例えば、指定されている銘柄の株式のファンドA、B、Cなどから、自分なりにAを50%、Bを50%、などと指定していくのです。

もちろん、国債や社債といったファンドもあります。

また、会社によってはドル建て変額終身保険などもあります。これは日本円で保険料を支払い、ドル換算して解約返戻金を受け取るもの。

為替の変動によっては、利益が大きくなることもあります。このように、投資商品としては「変額終身保険」もおすすめします。ただ、これを扱う保険会社の数は少ないことも知っておきましょう。

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まとめ

生命保険にも投資商品があるというと疑問に思われる方がいます。

ですが、確実な貯蓄商品である養老保険とともに、解約返戻金が増減する変額終身保険が、まさに気軽な投資商品の一つといえます。

投稿者:

kou

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