確定拠出年金ってなに?正しく理解する5つのポイント

shutterstock_124581574済

確定拠出年金は別名「日本版401k」とも呼ばれ、自分なりの運用していくタイプの年金です。あくまでも「年金」としての位置付けですが、その仕組みから言えば、投資に分類されてもいいといわれています。本記事では確定拠出年金のしくみとなぜ投資に分類されるのかをわかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

1.確定拠出年金ってどんなものなの?

確定拠出年金は自分のための年金です。別名「日本版401k」とも呼ばれ、会社に勤めている人なら会社が積立金を拠出し一人一人が自分なりの運用していきます。

金融商品はある程度自分の好みで選ぶことができ、運用成績は自分が選んだ金融商品次第となっています。

税制上の優遇が受けられますが、60歳までは途中解約ができないようになっています。60歳以降に年金として運用した資産を受け取れます。転職時や個人事業主でも積み立てた年金を移動させることで、続けて運用できる点が特徴です。

2.今までの年金とどう違うの?

今まで大企業や中小企業などで導入されてきた年金は、確定給付型の企業年金でした。

確定給付型の企業年金は、公的年金を補う企業年金として将来に受け取れるお金が決まっており、約束されたものでした。受け取るお金が決まっているので、足りない分は企業がお金を出すような仕組みです。

しかし、運用成績が一定していないことや当初の年金額の約束を果たせず、多額の年金の補てんを行う企業も増えているのが現状です。


スポンサーリンク

 

3.確定拠出年金はどうしてできたの?

今までの確定給付型の企業年金では、将来受け取る年金の額を保証することができなくなってきたことが主な理由です。

不況が長引いたり、投資した企業の成績が落ち込んでしまうと、運用成績も悪くなってしまいます。確定給付型の企業年金では、足りない額を会社が補ったり、場合によっては支払う金額も減らされてしまいます。

企業が確定給付型の企業年金を運用するのに負担を負うことが難しくなってきたことにより、年金運用を自己責任に切り替えようとしたのが、確定拠出年金制度になのです。

4.確定拠出年金の運用結果は自己責任!

確定拠出年金は、将来受け取る年金の額を保証できなくなったことで、やり方を変え企業側がお金は出すけれども、加入者本人が年金の運用を行うような制度にしたことで、少しずつ広まりつつあります。

運用の結果次第ということで、最初にご説明したように、間違った金融商品選びをしてしまうと、運用結果がマイナスになってしまうこともあります。

それも誰のせいでもなく、自己責任だからこそ多数の人が投資に関する勉強をするようになりました。しかし、メリットも多く税制上の優遇も受けることができますから、投資に興味があって得意な人に有利な年金制度だといえます。

5.会社や金融機関によって選べる金融商品がさまざま

確定拠出年金には、企業型と個人型があります。

企業型であればその会社の指定する銀行や証券会社によって選べる金融商品が決まっています。自営業者や個人を対象にした確定拠出年金も、銀行や証券会社によって選べる金融商品が違います。

多くの方は資産運用が初めてだというケースがほとんどです。そのため、元本を確保した商品や長期投資、分散投資を推奨するような選び方をするほうがいいようです。

あとがき

確定拠出年金は新しくできた年金制度です。一人一人が積立金を運用し、将来受け取る年金額を増やしていきます。確定給付型の年金と違い、運用成績の結果次第で年金額が増えます。自己責任にはなりますが、税制上のメリットを受けながら、60歳以降受け取る年金を大きく増やすこともできますから、年金というよりも投資といったほうがいいというわけです。

投稿者:

masariya

masariya

投資・実物資産・貯金・預金についてレポートしています。 投資は情報戦、皆様が得したと感じてもらえるような情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願い致します。