為替チャートをより良く理解する為の用語10選

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為替取引の世界とは独特の用語がたくさん使われています。初心者の方はとまどうことも多いでしょう。本記事では為替チャートをより理解するために必要な用語10選を解説します。

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1.ローソク足

為替チャートを理解する上でまず一番はじめに押さえておかなければならないのが、ローソク足です。

ローソク足には「陽線」と「陰線」があり

始値よりも終値のほうが高いものを「陽線」
終値のほうが低いものを「陰線」と言います。

ローソク足には

  • 日足
  • 週足
  • 月足
  • 年足

などがあります。例えば日足で見たときに、その日の取引が始値より終値の方が低かったら、陰線で表示されます。

2.チャート

そもそもチャートがどういうものか、ということが分からない初心者の方もいるかもしれません。

チャートとは、通貨の値動きの変動を時間軸でグラフに表示したものです。為替取引する上で、誰もが利用することになります。

チャートには

  • ローソク足
  • 折れ線足
  • バーチャート

といった種類がありますが、一番一般的なのがローソク足です。
たいていのFX会社ではチャートの初期設定はローソク足になっています。


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3.ロングポジション

ポジションとは、決済する前の外貨の持ち高のことです。

1ドル=100円の相場で100ドルを買い建てたとします。この状態のことを買いポジション(ロングポジション)と言います。1ドル=100円から相場が変動しても決済するまでは利益も損失も発生しません。しかしこの100ドルはいつか売らないと行けないので、売り待ちになります。

これをポジションを保有すると言います。

4.ショートポジション

為替取引では、通貨を「売ってから買う」ことができます。空売りと言われる手法です。

1ドル=100円の相場で、100ドルを取引している会社から借りてきて先に売り、相場が下落したところで買い戻し、それを会社に返すことで為替差益が得られるのです。

このときの100ドルを売って決済する前の状態を売りポジション=ショートポジションと言います。

5.通貨ペア

為替取引では、二種類の異なる通貨のペアの組み合わせのことを通貨ペアと言います。

通貨ペアは「/」で区切って表示します。例えば「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「豪ドル/円」などです。スラッシュの左側が基軸通貨、右側が決済通貨と言われます。

6.トレンド

為替相場の大きな流れのことを「トレンド」と言います。

米ドル・円の取引をしていて、米ドルの相場が上昇傾向にあるとき、これを「上昇トレンド」、下降傾向にあるとき、これを「下降トレンド」と言います。

また米ドルと円の取引が均衡状態にあるときの変動していない相場のことは持ち合いと言われます。

7.テクニカル分析

テクニカル分析とは、チャートから相場の動きを分析し、予測する手法のことです。

様々な分析方法があるのですが、チャートを用いて今後の相場を予測し、売買のタイミングを決定する役割を持っています。

為替相場では、売られすぎたり買わせすぎたりしていることがあります。そのようなときに相場の「山」や「谷」がどこに来るかを、テクニカル分析で予測することができるのです。

8.ファンダメンタルズ分析

テクニカル分析に対して、実体経済の動向を分析することで相場を予測することをファンダメンタルズ分析と言います。

為替相場は各国の中央銀行による為替介入や資源価格の変動、その国の景気などに大きく影響されます。

そのような要因がどれだけ相場に影響するのかを分析することができます。テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は共に特徴があるため、両方できるようになっておくことが大切です。

9.トレンド系指標

トレンドの方向性を判断するための指標のことを「トレンド系指標」と言います。

  • 移動平均線
  • MACD
  • ボリンジャーバンド

などが代表的です。トレンドの方向性を知ることができれば、トレンドに従って売買のタイミングを掴むことができます。

またドレンドがどこで反転するかを判断することもできます。

10.オシレーター系指標

取引している通貨が買われ過ぎ、もしくは売られすぎている状態を予測するために使われるのが「オシレーター系指標」です。

  • RSI
  • ストキャスティクス
  • サイコロジカルライン

などがあります。オシレーター系の指標は上下に振れるグラフで表示されます。

あとがき

為替チャートを読むための用語には様々なものがあります。この10選以外にも重要な概念は多くありますが、まずはこの基本用語を知ることが優先です。これらは読むだけでは分からないかもしれませんので、実際の取引の中で理解を深めることをおすすめします。以上、為替チャートをより良く理解する為の用語10選でした。ここまでご覧頂き誠にありがとうございました。

投稿者:

tanutara

tanutara

投資・実物資産をレポートしています。 ファイナンシャルプランナーとして経済を研究しています。皆様にお金について分かりやすくお伝えしていける様に努めて参ります。