オリンピックで受賞されるメダルはどう作成されているのか

オリンピックで1位、2位、3位になれば必ずもらえる金メダル、銀メダル、銅メダル。そのメダルには、細かい作業が丁寧に施されています。ここでは、オリンピックのメダルの作り方について解説して行きます。

目次

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オリンピックで受賞されるメダルはどう作成されている?

1.最初に厚いブリキを作って潰して切断する

炉の中にメダルの原料となる金属を入れて溶かします。

金メダルや銀メダルなら銀が主原料になります。

銅メダルの場合は銅です。

主原料となる金属が炉の中で溶けたら、メダルの形のように丸くして分厚いブリキを作ります。

さらに、空気が入ってしまうと困るため、ロールで潰す作業を行います。

そして、再び炉の中に入れます。

180度の温度で2時間ほど熱してから取り出してから、常温で放置してゆっくりと冷やして行きます。

冷えたら直系10セント暑さ1センチにして切り抜きます。

ここまででも既にメダルのような形になって来ます。

2.穴を開けて模様をフライス盤で付ける

機械に取り付けるための穴が2箇所必要になるため、その穴を開けます。

機械に取り付けた後は、フライス盤を使用して模様を付けて行きます。

5つの輪を描いたオリンピックのマークや、開催都市によるオリジナルのデザインなどです。

デザインを施した後は、クリスタル用の穴も開けます。

そして、これらの作業が正しく行われているかどうかを、パソコンで専用のソフトを使用して入念にチェックして行きます。

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3.研磨して汚れを落とす

デザインの装飾と穴開けに問題がなければ、研磨機に入れます。

デザインを施した後は、少し汚れているためです。

研磨機を使用して、大まかに汚れを落とした後は、超音波洗浄機を使用して洗浄します。

超音波洗浄をすると、かなり綺麗になります。

そして、紐を通すための穴を開けてから、また洗浄します。

回転筒の中に入れて、大量の小さな玉と擦り合わせるやり方で洗浄をします。

さらに、その後も複数の研磨機を使用して磨いてから再び超音波洗浄機で洗浄をします。

4.メダルとクリスタルを組み合わせてピンで紐を固定する

最後にメダルをクリスタルと組み合わせます。

そして、メダルには首に提げるための紐が付いていますが、最後の段階でその紐を付けます。

ピンを使用して、メダル本体に固定して完成です。

クリスタルというのは、メダルの透明な部分のことです。オリンピックのメダルを見てみると、全部が金属で出来ているわけではなく、透明な部分が混ざっているのが分かるかと思います。

この部分は、金属で出来ているメダル本体とは別に作られます。

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5.クリスタルの部分の作り方

クリスタルはメダル本体を作る前にあらかじめ作っておきます。

ポリカーボネートというガラス板のようなものから切り抜きます。

特殊なカッターを使って圧縮空気で冷却しながら切断します。

そして、模様を付けると完成します。

ポリカーボネートは、メダル本体と同じ厚さのものを使用するため、ピッタリと組み合わせることができます。

この一連の作業で1枚のメダルを作るのには、20時間くらいかかるとされています。

これを入賞者の数だけ作るとなると、かなりの時間がかかることが想像できます。

そして、細かな作業が多いため、出来上がったメダルを見てみると、かなり美しい状態に仕上がります。

まとめ

オリンピックのメダルは見た目のデザインが凝っていて、遠目から見ても非常に美しいのが分かります。

このメダルを作るには1枚当たり20時間という長い時間をかけています。

何度も研磨や洗浄をして丁寧に作っています。

さらに、製作を開始する前の段階で、メダルのデザインの選定などやっているため、実際には1枚のメダルを作るのにもっと多くの労力が費やされていることになります。

だからこそ、入賞した選手がもらうのに相応しいメダルなのです。

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投稿者:

kou

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