レアル買い?2016年リオデジャネイロ五輪迫る

コーヒーや砂糖、オレンジなど世界最大の輸出を誇り、鉱物生産でも世界トップレベル、近くリオデジャネイロ五輪開催と世界の注目を集めるブラジルの経済成長はまだまだ続くのでしょうか?そしてブラジルの通貨であるレアルの動向は?

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レアル買い?2016年リオデジャネイロ五輪迫る!

・ブラジルの現状

世界最大の資源国であり、リオデジャネイロオリンピック開催も控えているブラジル。

インフラ整備による雇用拡大、消費増大、観光収入増も見込まれ、経済も上昇の一途をたどっている。

実はこのように思われがちですが、多くの金融関係者の見方は違います。

実際には経済はこの数年停滞しており、今後の見通しも明るい材料に欠けるというのが大半の見方となっています。

BRICSの一員としてともに成長してきた国であり、ブラジル最大の輸出国である中国の経済発展が一段落してきたことで、輸出量も減少しています。

これが大きな要因となっており、中国経済の再活性化がブラジル経済の再生に不可欠となっています。

また直近では、政治汚職からはじまる政府不信などもあり、コントロールの難しい局面にあります。

・ブラジルの通貨レアルの動向

ブラジルでのサッカーワールドカップ後の景気低迷や、ルセフ大統領の再選はレアルにとってマイナス材料となったようです。

1994年から導入されたレアルですが、ブラジルの急激な経済成長とともに価値を高めました。

しかしながら、現在ではブラジル中央銀行が4会合連続で政策金利の引き上げを行っているにも関わらず、レアルの下落に歯止めがかからない状況となっています。

通貨安が輸入物価の上昇によるインフレを誘発し、利上げが大きくなることで更に景気が低迷、このことが通貨安を加速させるという悪循環が断ち切れずにいることがその原因として挙げられています。

ただし、2015年5会合連続の金利引き上げ後、積極的な政府の財政再建やインフレ抑制対策、増税や歳出削減が市場で評価されつつあるようです。

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・レアルを取り巻く環境

もちろん今後の動向は憶測に過ぎませんが、ブラジルの主要輸出品目である鉄鉱石の国際価格がやや上昇してきていることや、アメリカの利上げ先送り観測により資金流出のリスクが減少したことなど、レアルの相場を支える環境も少しずつ整ってきています。

一方で、ブラジル石油公社(ペドロブラス)の不正献金問題が政治家への追求に及ぶ局面に発展、政府への支持率を急速に低下させており、為替にとって良い影響はありません。

加えて依然とした高いインフレ率、経常赤字の増大、改善しない国内景気を考えると、ブラジル経済が活気を取り戻すにはまだまだ材料が少ないと言わざるを得ませんが、最悪の時期は過ぎたとも言われ始めています。

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・今後レアルに期待できるのか

ブラジルが農産物や鉱物などの分野で世界有数の資源国であるということ、人的資本の宝庫であることは今後も変わりません。

輸出面など外的な要因もありますが、現政府が取り組み始めた構造改革やインフラ投資の成果が出てくれば、時間はかかれど経済成長の兆しが見えてくるでしょう。

ブラジル市場の信頼さえ回復できれば、元々非常に高金利なレアルは魅力満載であることに変わりありません。

現在の出口の見えない混沌とした状況やリオデジャネイロオリンピックの準備遅延など、短期的には政治の問題や政策、環境の問題で左右されます。

しかし、中長期的な視野で捉えていく必要度の高い通価と言えるでしょう。

今後の政府の手腕に期待したいところですね。

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まとめ

ブラジル経済がどのタイミングで好転していくのか?オリンピック開催が起爆剤になるのか?未知の領域です。

しかし、高金利なレアルから目を放さず、じっくりとチャンスをうかがいましょう。

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投稿者:

kou

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