電力の自由化によって電気代は安くなる?

安いに越したことはないけれど、安定供給できないと困るのが電気。果たして、電力の自由化は、電気料金にとって安くなるのか、それとも高くなるのか?予想していきましょう。

目次

スポンサーリンク

電力の自由化により電気代は安くなる?

1.電気代が今までよりも安くなる!その条件とは「契約数」

地域独占企業である電力会社と、原子力発電所を持つ発電会社、火力発電会社は、国の強い影響を受けてきました。

そのため、そもそも「サービス」という考え方はありません。

これは公共交通の運賃と同様であって、競合各社が横並びになるのは仕方のないことなのです。

電気代が今までより安くなる条件は、「契約数が多い」「発電コストが安い」「送電トラブルなどが少ない」「送電メンテナンスコストが低い」といった複合的な会社でなければ不可能です。

今回の電気販売会社のほとんどは、自前で発電していません。

ですから、契約数が多いところでなければ、絶対に安くはならないのです。

2.電気事業を本業としないところが、電気料金を安くできる

インフラと言われる電気事業、電気料金は「設備投資」が終わった時点で、ようやく儲けが出てきます。

鉄鋼会社やガス会社などでは自前で発電を行い、既に会社向けに電気を販売しています。

こうした会社が発電した電気を最終的に購入するのなら、間違いなく安くなるでしょう。

ただ、電気は「発電しても」必ず「電力会社の変電所」を通ります。

つまり、ガス会社で発電しても、結局は電力会社に変電施設へ利用料を払います。

最後に送電線を利用し、最終的に家庭へ送られます。

つまり、電力事業だけをいきなり立ち上げる会社は、経営コストが重すぎます。

本業が「そもそも電力を多く使うため、自前で発電している」ところの方が安くなります。


スポンサーリンク

 

3.地産地消の風力や太陽光発電では、電気料金は高くなる

原発の事故の影響で、火力や水力発電が全国のほとんどを占めています。

ですが、環境にやさしいエネルギーを買いたい、という方には、風力や太陽光発電は魅力的でしょう。

ですが、風力や太陽光発電の場合、非常に大きな問題が立ちはだかります。

それは、電力発電の安定性に欠ける、ということです。

風力の場合は、基本的に3本のブレード(羽)で風を受け止め、回転力でエネルギーを作ります。

ただ、問題は10年から15年で風車の耐用年数が切れてしまうこと、そして「低周波」による健康被害です。

風力発電には、問題点もある

風力発電のデメリットの多くは「耳に聞こえないほどの低い」音で回るブレードの風切音。

そのため、耳鳴りや吐き気などで苦しむ人が増加し、発電所はどんどん人の住まない場所へ追いやられています。

すると、送電施設のコストがかかり、結果的に安い電力は生まれないのです。

電力を安く買うには、実は意外に環境問題も考える必要があるのです。

4.安くなるか、高くなるか。やはりコールセンターの充実が鍵

インターネット全盛の時代でも、セキュリティやダウンロードの問題で、情報難民は非常に多く存在します。

便利だからといってネット銀行で資産管理していたら、パスワードをうっかり忘れてしまったり、ネットでのFXで大損する人もいるでしょう。

要は、ネット情報だけで全てを判断しないことです。

電気は色も形もありません。

ですが、扱う人の説明ひとつで、会社の信頼性がわかります。

自由化された、ということでいきなり電力会社を変えるよりも、まずは競合他社が現れた直後の、現在の電力会社の動きを注視することが重要です。

もし、今より10%も安いなら、問題がある

ここで、要点だけ記載しておきましょう。

電気料金が10%安くなります…などと表記される場合は要注意です。

そもそも、電気料金は政府関係者で決めています。

それは1年という長さで見極めているのです。

いきなり、10%安いというのは「いつの10%?」が問題なのです。

まずは、規模の大きな電気会社を選んで説明を聞くことで、安さが分かるのです。

投稿者:

kou

編集長をしております。このサイトでは「お金」というキーワードをもとに 経済、金融、投資、クレジットカード、電子マネー、実物資産、貨幣、通貨などの様々な情報を発信。皆様のお役に立てる様に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。