実用化されている水素エネルギーの技術5選

実用化されている水素エネルギー技術をいくつかご紹介します。日本は意外にも水素エネルギーの技術がたくさんあります。これは,
言わば資産ともいうべきものです。

技術資産を活かすことで、今後の日本のエネルギー問題に近づきます。ただ、まだ普及しているとはいえず、実用化された技術をさらに応用し効率のよいエネルギー供給を目指すべきです。

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水素エネルギーの技術5選

ポイント1.

固体高分子型燃料電池

日本の水素エネルギープロジェクトでも、固体高分子型燃料電池が研究され、出力密度を大幅に上げることができたため、燃料電池の自動車への搭載が可能になりました。

燃料電池自動車はFCVと呼ばれ、同時に水素ステーションもいくつか設置されました。

同時に乗用車やバスなどの車両開発も活発になり、車両価格も1000万円以下になり、燃料電池自動車の実用化に至りました。

利便性や経済性もほどよくなり、一般の人でも利用できるようになれば、ハイブリッドカーのように普及するでしょう。

ポイント2.

「Power to Gas」電力を水素ガスに変換して貯蔵

発電した電気は、それほど長くは貯めることができません。

蓄電池ならすぐに利用可能な状態にありますが、大規模なものを作るとコストがかかります。

そこで、電力を水素ガスへ変換して貯蔵する方法を技術開発し、実用化を目指しています。

水素にして貯蔵しておけば、軽く密度も濃いため場所を取りません。そして、利用するときだけ水素を電力に換えるので、無駄がないのです。

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ポイント3.

宇宙ロケット

宇宙ロケットにも水素を燃料として使用しています。水素を燃やしても、生成するのは水のみです。

そのため、宇宙ロケットといった莫大なエネルギーを使用する現場でも、クリーンなエネルギーだからこそ、利用価値があります。

スペースシャトルや国産ロケットにも液化水素と液化酸素の混合燃料を使用し、爆発的な勢いで大気圏外へと突き進んでいくことができます。

今後も宇宙ロケットの打ち上げには、水素燃料を使うわけですから、さらなる技術革新やパワーアップが期待されます。

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ポイント4.

水素の貯蔵と輸送

水素を大量に貯蔵し、輸送する技術も実用化されています。

液体水素にする方法やアンモニア、有機ハイドライドを用いる方法もあります。

今現在でも再生可能エネルギーによる余剰電力を使えば、水から水素と酸素を作ることができます。

水素は液化してタンクローリーや中型のタンカー、トレーラーなどで運ぶことができます。さらに、大規模な貯蔵と輸送を目指して有機ハイドライドを用いる研究も進んでいます。

電力を水素ガスに変えることができれば、自宅にも貯蔵できますし、必要なときに利用することも可能です。

ポイント5.

水素製造装置の効率アップとダウンサイジング

水素製造装置も水素ステーションに併設され、燃料電池自動車が販売され、これから増えることになります。

水素を作るためにより価格を低くし、場所もあまり取らないようになっています。

水素製造装置のサイズも今までの半分にして、製造効率もさらに上げることで、より安価な水素エネルギーを供給することができるようになっています。

あとがき

水素エネルギーの実用化は、すでにいくつかが実現しています。

燃料電池や電力を水素ガスに変換し貯蔵する方法、宇宙ロケットの燃料、水素の貯蔵と輸送、水素ステーションでの水素製造装置の効率アップとダウンサイジングなど、少しずつ「水素社会」の未来が見えてきています。

2015年になり本格的に水素燃料電池自動車も販売されたことですから、さらに一般に普及しやすいような改善や技術革新が進んでいくでしょう。

投稿者:

kou

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