なぜ?外国人労働者は日本でまだまだ増え続ける

グローバル化が当たり前になっていく中、外国人労働者が日本で増え続けていることはご存知でしょうか。特に、2014年10月から2015年10月の間で約12万人の外国人労働者が増えました(厚生労働省調べによる)。日本企業は今まで以上に外国人労働者の受け入れに積極的になってきています。

目次

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なぜ?外国人労働者は日本でまだまだ増え続ける

1.右肩上がりで伸び続けている

1990年代前半には、日本で働いている外国人労働者の数は、派遣や請負を除き10万人に満たない水準でした。

しかし、2000年代に入ってから急増し、2004年には30万人を突破し、徐々に日本で働く外国人が増えていきました。

この背景には、直接雇用だけでなく、派遣や請負として働く間接雇用も増えていることが大きな特徴です。

その後、日本企業の外国人労働者の数は劇的に増え、2015年10月現在で90万人を超えており、100万突破も目の前に来ていることが分かります。

2.なぜそこまで増えるのか

外国人を積極的に採用したいという企業が徐々に増えているというのは言うまでもありません。

理由は、政府が、専門的な面と技術的な面で優れている人材など、高度な技術をもっている外国人や留学生の受け入れを進めていること、さらに、外国人に対する雇用の改善が進んでいることが挙げられます。

3.雇用の改善がさらに外国人労働者を増やしている

平成24年前後は、外国人労働者が失業した後の制度がしっかりしておらず、外国人労働者が減少したことがあります。

しかし、その後に改善を加えたことで、平成25年以降は大きく外国人労働者を増やしています。

先ほど言ったとおり、政府が優秀な外国人労働者を日本に多く受け入れたいという試みが進んでいるからだと言えます。

4.アジアの国が大半を占め中国人が最も多い

日本企業に採用されている外国人の国籍を見てみると、アジアの国が多いことが分かります。

中国やベトナム、韓国などのアジアの国だけで半分を超える水準になっており、他にブラジルやペルーなど南米の国も比較的多いのが特徴とした挙げられます。

そして、この中でもっとも多いのが中国です。

日本企業が採用する外国人労働者の4割近くが中国人ということになります。

それはなぜでしょうか。

まずは地理的に近いという面も挙げられますが、それが大きな理由ではありません。

最も大きな理由は、中国は人口が多い分、どれだけ優秀な人材であろうと、中国の会社に入れるのはごく一握りだからです。

中国の大企業となるとそれはものすごい競争率となり、優秀であろうと限界があります。

そこで、日本を含むさまざまな国へ就職していくのです。

中国に続き、ブラジル、フィリピンという順番になっており、今後も、日本に働きに来る人が増えるものと見込まれています。

5.都市部で増え続けている傾向にある

グローバル化が進んでいて、日本企業が積極的に外国人労働者を採用しているという話を聞いても、地方に住んでいる人の場合には、あまり実感が持てないかも知れません。

それは、外国人を採用する企業が都市部に集中しているためです。

地方の企業は、外国人採用にあまり積極的ではないという理由もありますが、外国人を採用するとなると、彼らは技術や専門に特化した優秀な人材が比較的に多く、自然と採用が都会に集まるのです。

外国人労働者の人数を見てみると、東京都が突出して多い傾向にあります。

東京に続き、名古屋や横浜、大阪府などで外国人労働者が多くなっています。

地方ではかなり少なく、依然として外国人労働者は珍しいという風潮が続いています。

6.規模の小さい中小企業の方で積極的な採用が進んでいる

外国人を採用している会社の規模を見てみると、意外と小規模の企業が多いことが分かります。

従業員数が30人未満の企業が全体の半数を超え、約2割が30人以上100人未満の企業です。

大企業よりも中小企業の方が外国人採用に積極的だということが窺えます。

まとめ

日本企業の外国人労働者は、毎年確実に増えています。

今後もこの傾向が続き増えていくことが予想されます。

現状では都市部の中小企業が外国人採用に特に積極的ですが、今後は大企業や地方の企業へも波及していくと思われます。

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投稿者:

kou

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