なぜ?日本でグローバル化が求められる理由

近年グローバル化を推し進める動きが広まっています。2016年現在、比較的規模の小さい企業でも、アジア進出をする企業が増えて来ています。では、なぜグローバル化を求められているのか、その理由について説明して行きます。

目次

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日本でグローバル化が求められる理由とは

日本の人口が減少に転じているから

日本の人口は、第二次世界大戦後に一貫して増加の一途を辿って来ましたが、その伸び率が1980年代辺りから鈍化して来ました。

そして2011年にはついに日本の人口は減少に転じたのです。

少子化の影響を受け、生まれてくる人の人数が加齢などで死亡する人の人数を下回ったということになります。

この傾向は今後も続くものと見られ、人口減少社会に突入していると言えます。

そうすると、必然的に日本国内でのモノやサービスの需要は減っていきます。

各企業はこれまで通りの規模で事業を営んで行けば、在庫が余ったり固定費を回収できなくなったりする可能性が出て来るのです。

そのため、モノやサービスの提供を日本国内向けに限定せず、積極的に海外向けの商品やサービスの開発をすることが求められています。

マーケットを広げるため

日本国内での需要が減ってきているのなら、事業規模を縮小すれば在庫が余ったり、固定費を回収できなくなることは避けられます。

しかし、多くの企業が事業を縮小すれば、日本の経済全体が弱くなってしまいます。

新規採用も抑えることになってしまうため、就職難も進行するでしょう。

そのため、総人口は減っても、企業の事業規模を縮小することはあまり望ましくありません。

国内需要が減った分は、海外にマーケットを広げることが、日本経済の発展にとって最良の選択肢だと言えます。

特に、日本は巨大なマーケット中国と地理的に近い環境にあり、今後の発展が見込まれる東南アジアの国々も比較的近いです。

こういった地理的に有利な条件を活かして、企業がどんどんグローバル化を図って行くことが、日本の更なる経済発展に寄与できます。


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リスクを分散できる

1種類のものや狭い範囲を対象にして事業を営むと、そこの経済が打撃を受けたときに、大きな損失を被ってしまいます。

場合によっては倒産してしまうこともあるでしょう。

そのため、事業を営む際には、なるべく複数のものを対象にして範囲も広く浅く行うとリスクを分散できます。

どこかが打撃を受けても、損失は受けるものの限定されるため、倒産するくらいの損失になることはないでしょう。

この点日本国内だけを対象として、商品の販売やサービスの提供を行うことは、リスクが大きいと言えます。

自分の国の経済が大きく打撃を受けるということは、あまり考えたくないと思いますが、リスクを分散するという観点からもグローバル化を求められることがあります。

物価水準や賃金水準の違いを有利に利用するため

専門的な知識や技能を使わない仕事は、なるべく安い賃金で済ませたいものです。

しかし、日本は世界的に見ても賃金水準が高めです。

そのため、専門的でない内容の仕事は賃金水準の低い国で行った方が人件費を節約できます。

また、逆に日本よりも物価水準の高い国もいくつかあります。

アジアの国であればシンガポールが物価水準が高いことで有名です。

そういった物価の高い国なら日本製の製品を輸出するのに有利です。

まとめ

企業が国内だけで経済活動をするよりも、海外に進出してグローバル化を図ることは、さまざまなメリットがあります。

これまで国内だけで活動してきた企業にとっては、そう簡単に海外進出を決断するのは難しいかと思いますが、国内では人口減少社会が進展しており、国内のマーケットはどんどん狭くなって行くことが予想されます。

なるべく早めにグローバル化を検討することが求められています。

投稿者:

kou

編集長をしております。このサイトでは「お金」というキーワードをもとに 経済、金融、投資、クレジットカード、電子マネー、実物資産、貨幣、通貨などの様々な情報を発信。皆様のお役に立てる様に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。