簡単に理解できる!中国バブルとはいったい何だったのか

中国バブルが崩壊して世界経済が不安定な状態が続いています。しかし、この中国バブルについてあまり詳しく理解している人は少ないでしょう。ここでは中国バブルの詳細について解説して行きます。

目次

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中国バブルとはいったい何だったのか!

1.高い経済成長率を背景に株価が上昇して行った

中国は経済成長が著しく、少し前までは毎年前年比で10パーセントを超える水準で、GDPが増加していました。

右肩上がりで経済が成長し、中国企業の多くが儲かっている状態が続いていたため、株式投資なども盛んに行われていたのです。

中国株を買えば、大抵は値が上がるということから、あまりよく考えずに投資をする人も増えてきました。

特に、個人投資家が増加してきたことから、中国企業の株式はどんどん値が上がって行ったのです。

上がり始めの頃は、経済成長率も相応に高く、実態経済に沿った株価上昇であったため、特に問題ありませんでした。

好景気の状態が続き、中国は以前と比べて経済的に豊かな国になって行ったのです。

これが中国バブルの始まりです。

最初は比較的健全な状態で株価が上がって行ったものとされています。

2.政府がハイリスクの投資を勧めるように煽っていた

株価上昇の背景としては、実体経済の成長だけではありません。

中国の国営メディアは、投資を強く推し薦めていました。

個人投資家にどんどん投資をするように勧め、ハイリスクな銘柄を買うように煽るようなことも見受けられました。

その結果、それまでは投資に興味がなかった人たちで投資を始めるようになった人も多数出て来たのです。

株価が以前よりも上がっていることから、またこれからもどんどん上がって行くという期待感を抱く人も多かったとされています。

1980年代後半の日本のバブル経済と似たような状態だったとも言われています。

しかし、日本のバブル経済と同様にずっと株価が上がり続けることはありません。

株式というのは安値のときであれば、それ以上値が下がりにくいため買っても大損することは少ないのですが、高値のときには暴落のリスクが高いです。

また、十分高値だとさらに上がることはあまりないため、これ以上の株価上昇が見込めない状態になっていました。


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3.経済成長率が鈍化し実態が株価を下回るようになった

中国経済は著しく成長してきたわけですが、近年ではその成長がやや鈍化しています。

経済が成熟してきたとも言えます。

以前のように前年比10パーセント以上で右肩上がりというわけではなくなって来ているのです。

その状態のまま株価だけが上昇し、実体経済を株価が上回る状態になっていました。

株式というのは企業の持ち分を意味します。

そのため、企業の価値と相応であることが望ましく、長期的に見ると次第に実態相応の株価に落ち着いて来ます。

実体経済と比べて株価が大きくかけ離れているときには、要注意です。

近い将来暴落の危険性が高いためです。

1980年代の日本のバブル経済においても、末期はそのような状態でした。

中国バブルにおいても同様のことが起きるのではないかと懸念されていました。

4.2015年6月の中国株が大暴落

株価が実体経済を上回った状態が続くと、次第に株価の上昇も鈍化してきます。

そして2015年6月についに中国株が大きく下落してしまうという事態が起こったのです。

これにより世界経済はちょっとしたパニックです。

取引停止を申請する企業も半数以上に上りました。

この中国株の大暴落は、アメリカやヨーロッパなど全世界に影響を及ぼしたことでも知られています。

まとめ

バブルというのは最初の段階では比較的容易に儲けることができますが、末期に入るとかなりハイリスクになってきます。

いつ大暴落が起きるか分かりません。

このことは日本のバブル経済においても中国バブルにおいても共通して見られる特徴で、今後世界のどこかの国でバブルが発生する際にも、同じような現象が見られる可能性が高いです。

投稿者:

kou

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