年率金利を一目で理解するポイント

通常、消費者金融の金利というのは「年率」で書かれています。例えば、10万円借りたとして、実際1ヶ月にいくらの金利が発生するのかすぐにわかりますか?分かって借り入れをするのと、分からずに借り入れをするのとでは生活や人生そのものに影響しないとは言い切れません。本記事では年率金利の見方を説明します。

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年率金利を一目で理解するポイント

借り入れは、分からないまま続けていると、本来単純である金利計算も自分では計算できないという事態にも為りかねません。

その結果、雪ダルマ式に残高が膨れ上がってしまうという最悪な状況に陥ってしまう事があまりにも多くあります。

ポイント1.まずは年率金利を1日の利息で計算してみましょう

現在の法定金利は18%です。

ですから18%を1日の金利に直してみたらいくらになるか見ていきます。

10万円という金額を18%の年率金利のところで借り入れをしたと仮定して、30日後に返済するという設定で計算してみます。
18%÷365日=0.00049(切り捨て)

これが1日の金利という事になります。

そして10万円を30日間借り入れた後の返済ですので、1か月後に返済しなければいけない合計金額は以下の通りとなります。
100,000円×30日×0.00049=1,470円

この、1470円が利息ですので一括返済されるときは101,470円のお支払いということになります。

ポイント2.消費者金融によって2回目以降の金利の計算方法が異なる

金利には元利方式と残高方式というのがあります。

ほとんどの消費者金融は(銀行も同じ)元利方式というものなのですが、まれに残高方式のところがあります。

タイミングよく残高方式のところを見つけ出した場合、残高方式のところで借り入れをする方が少しは負担が軽く済みます。

★元利方式とは、元金の利息のまま計算していくという意味です。

例えば、上記のように10万円借り入れをした人が1か月後に5万円返済をしたと仮定します。

事実上元金は減っているのですが、金利計算はあくまでも10万円のままで計算をしますので、次回も金利は1,470円ということになります。(31日あれば1,519円)

極端な話をしてみますと、残高が1万円になったとしても金利は同じです。

10万円であれば大した金額に感じないかもしれませんが、仮定を変えて見てみましょう。

借り入れを50万円したとします。そうすると、毎月、延々と払い続ける金利は
500,000円×30日×0.00049=7,350円です。

先にも書きましたが、例え、残高が1万円になったとしても、7,350円という金利を添えて支払わなければいけません。これが、なかなか完済にまで至らない所以です。

★残高方式とは、残高に応じて金利計算をしていくという計算方法です。

残高方式ですから、残高が減れば減るだけ、支払いをすればするほど金利は安くなっていく仕組みです。

同じく10万円の借り入れをして5万円の返済をしたとしましょう。
そうすると以下のようになります。
100,000円×30日×0.00049=1,470円
100,000−51,470=48,530円

次回の金利は
48,530×30日×0.00049=713円
50,000円+713円=50,713円
ということになります。

ちなみに残高が1万円になった場合は
10,000円×30日×0.00049=10,147円が、最終の支払金額となります。

借金を返済するための習慣についてはこちら!
▶︎借金をしっかり返済するための3つの習慣


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ポイント3.支払方法から見た残高の減り方

こちらもほとんどの消費者金融では毎月の支払金額という物を設定しています。

例えば、10万円で見てみますと恐らく、2万円の支払金額という設定になっているでしょう。

お財布からは確実に2万円という金額が出ていきますので、2万円元金に充当されたと勘違いする人が多いのです。

しかし当然のことながら、それでは消費者金融はボランティアですよね。2万円の中にはきちんと金利が組み込まれていますので、これを数字で表しますと以下のようになります。
100,000円×30日×0.00049=1,470円
20,000円−1,470円=18,530円

この18,530円というのが元金に充当された支払金額となりますので、現実の残高は
100,000円−18,530円=81,470円ということになります。

ちなみに50万円の借り入れですと、恐らく最低3万円から5万円(5万円という設定の方が多いです)
500,000円×30日×0.00049=7,350円
※30,000円返済の場合
30,000円−7,350円=22,650円
この、22,650円が、元金充当分となりますので残高は477,350円ということになります。

※50,000円返済の場合
金利は同じく7,350円ですので
50,000円—7,350円=42,650円が、元金充当分
残高は
500,000円−42,650円=457,350円となります。

こうして見てみると、残高方式というのが如何に債務者に対して優しい計算方法かという事、また、実際に支払っている金額と実際に元金に充当している金額という事が一目でご理解いただけたでしょう。

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▶︎消費者金融で嘘をつくことは可能なのか

まとめ

現代の消費者金融は私達の生活圏に密接しています。

ですのでついつい気軽な気持ちで借り入れを起こし、後で取り返しのつかない事態を招くことが多いのも事実です。

ですが、このようにお金がどう動いているのかを知っておけば賢く便利に利用出来ます。

是非参考にしてみてください。

投稿者:

kou

編集長をしております。このサイトでは「お金」というキーワードをもとに 経済、金融、投資、クレジットカード、電子マネー、実物資産、貨幣、通貨などの様々な情報を発信。皆様のお役に立てる様に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。