国の借金1000兆円。消費税がいくらなら返済できる?

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2014年についに消費税が8%に上がりました。そして、段階的に消費税は上がっていきます。さらに2017年4月には10%になることが、ほぼ確定といってもいい状態です。国の借金は国債も合わせるとすでに1000兆円を超えており、現在の消費税8%では借金が増え続けるばかりで減らすことができないからです。では、消費税がいくらになれば、国の借金を返済できるのか、少し考えてみましょう。

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国の借金1000兆円…消費税がいくらなら返済できるの?

消費税が5%から8%に上がったときは、税収は8兆円増える試算だった

国の借金が1000兆円を超えたからといって、すぐに返済することはできません。

一般的な家庭で考えると、収入の180%近い借金があれば、経済的に破たんしてしまう可能性もあります。

しかし、借金が増えても返済してなくていい理由は、国家の借金だからだと考えてください

。借金の多くは国債ですが、日本円で発行された国債は、資産と相殺すれば逆に余るくらいです。

でも、そんなことはできませんから、消費税の増税といった税収を増やす対策を行っているというわけです。

2014年に消費税が8%になり税収が8兆円増える試算でしたが、まだ借金の返済までには至っていないのが現状です。

消費税8%では借金の返済にまで回っていない

消費税の増税を急ぐのも、社会保障費が急激に増えているという現実があります。

高齢化社会を迎え、お年寄りが増えていますが、これも過去に予想していたことです。

今働いている現役世代の保険料で年金や医療に支払うお金が足りなくなってきています。そして、税収も減っています。

消費税が5%から8%に上がったことで、税収は8兆円ほど増えることは確実でしたが、この増えた8兆円は借金の返済に回っていないわけです。

まずは、年金の財源への補てんや医療・介護の費用を賄うために必要となるお金です。

これからは、10%を経て20%、25%と上がっていくことは間違いありません。


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基礎的財政収支が黒字になるまで増税を続ける可能性も

増税はいつまで続くのでしょう。

税収は消費税だけではなく、法人税や所得税など他にもありますが、軒並み増税になっていけば、国民の生活を圧迫することになります。

支出が減れば当然ですが、企業の売上も減り増税しても税収が減る可能性もあります。

では、どうすればいいのかというと基礎的財政収支が黒字化するまで増税を続けるしかないという結論に至ります。

プライマリーバランスとも呼ばれていますが、国債といった借金に頼らずに収支を黒字化することが最も大切なことです。

増税前は毎年30兆円の赤字が続いていたわけですから、消費税を8%に増税しても到底借金の返済にまで回らないということになります。

消費税は最終的には30%程度まで上がるかもしれない

消費税は2017年には10%に上がることが決定していますが、これも予定よりも遅れています。

日本国債の格付けも徐々に下がりつつあります。

これも増税が予定よりも遅れていることや、基礎的財政収支の黒字化もそう簡単ではないために仕方のない措置です。

社会保障費の負担も重く、緊縮財政を取るしか近道はありません。

消費税も25%や30%になる可能性もありますが、そうなったときには、税収が下がっていく可能性も考えられます。

そうならないためにも、バランスの取れた財政収支を目指すよう、税収と歳出をうまくコントロールできるのかが鍵になってきます。

あとがき

消費税は現在8%にまで上がっていますが、今後2017年に10%に上がり、最終的にはピークで30%にまで上がると予想されています。

借金の返済をしたいと思うなら、基礎的財政収支を黒字化することが一番です。ところが、年金や医療への支払いといった社会保障費の増加は止められません。

歳出削減と消費税増税などにより、基礎的財政収支が黒字になって始めて、日本の借金が減り始めると考えてください。

投稿者:

masariya

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投資・実物資産・貯金・預金についてレポートしています。 投資は情報戦、皆様が得したと感じてもらえるような情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願い致します。