ポンドを通貨として使用している6つの国

硬貨・紙幣1済

ポンドといえばイギリスの通貨として有名です。ポンドという単位は実はその他の幾つかの国でも使用されています。実際はそれぞれ別の通貨ですが、ポンドという単位は同じです。その使用している国をご紹介します。

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1.イギリス

まずはポンドを使用している国で特に有名なのはイギリスです。
単にポンドという場合は基本的にイギリスで使用されているポンドのことを指します。
しかしポンドは実際にはそれぞれの名称がつくため、イギリスで使用されているものは正式にはスターリング・ポンドと呼ばれます。
ただし日本ではイギリス・ポンドや英ポンドと呼ばれることが多いです。
イギリスは欧州連合(EU)に加盟している国であり、通貨も加盟の際にユーロに統合されることが検討されたのですが、国内の反対が強かったため今も元々の自国通貨であったスターリング・ポンドを使用しています。

2.エジプト

ポンドを使用している国の中に、日本でも馴染みの深い国であるエジプトがあります。
エジプトで使用されているポンドはエジプト・ポンドになります。
エジプトの公用語であるアラビア語ではギニー(ギネー)と呼ばれるようです。
エジプト・ポンド紙幣はスフィンクスや各地のモスクなどが描かれた実にエジプトらしい象徴をモチーフにした紙幣です。
また補助単位としてポンドの他にピアストル(Piastre=Pt)というものも使用しています。

3.レバノン

レバノンではレバノン・ポンドが使用されています。
第一次世界大戦の頃にはイギリスに占領されて先述のエジプト・ポンドが使用されていたのですが大戦後にフランスの委任統治領となってシリアとレバノンの共通通貨となるシリア・ポンドが使用されるようになります。
その後1939年より完全に独立した通貨としてレバノン・ポンドを現在まで使用しています。
こちらも以前はエジプトと同じようにピアストルを補助単位として使用していましたが、インフレによって現在は使われなくなりました。


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4.シリア

シリアではレバノンの際に説明した共通通貨シリア・ポンドを現在まで使用しています。
もとはどちらもオスマン帝国領であったためシリア・ポンドを使用するに至った経緯は同じです。
こちらは補助単位であるピアストルを現在も使用しています。

5.スーダン共和国

スーダンではそれまで使用していたスーダン・ディナールに代わってスーダン・ポンドが使用されるようになりました。
スーダン・ポンドに切り替えた年は2007年でありまだかなり新しい通貨と言えます。
スーダン・ポンドは日本国内では投資詐欺に使われることが多い通貨として知られています。
実際日本の銀行ではスーダン・ポンドは取り扱っておらず、日本円に替えることが困難なため実際に売買を行わない詐欺が多いようです。
ですのでスーダン・ポンドを扱う投資話には気をつけたほうがいいでしょう。

6.南スーダン共和国

南スーダンではスーダンと同じように南スーダン・ポンドが使用されています。
スーダン・ポンドと全く同じ通貨というわけではなく、それぞれレートが違うものになっています。
またスーダン・ポンドと南スーダン・ポンドも共に補助単位のピアストルを使用しています。

あとがき

このようにこれらの国においてポンドという通貨単位が使用されています。
過去にはドルのようにさらに数十カ国で使用されていましたが、廃止されたりで現在つかわれているのは紹介した国のみになります。

投稿者:

nishimura

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紙幣・硬貨、通貨をレポートしています。 幅広い知識と経験で質の高い記事を書いていきますのでどうぞよろしくお願い致します!