ギリシャ危機を理解する3つのポイント

投資1済

為替や株式投資をされている人には「ギリシャ危機」と言う言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。

投資家にとっては、もはや知識として知っているのは当たり前、とも言えるギリシャ危機ですが、ここでもう一度ギリシャ危機についておさらいをしておきましょう。

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1.ギリシャの政権交代によってもたらされた、ギリシャ危機

2009年に勃発してしまったユーロ危機は、ギリシャの政権交代を発端としたものでした。

旧政権がGDPの4%程度と発表していたギリシャの財政赤字は、実際は旧政権による隠蔽によるもので、実際の財政赤字がGDPの13%近くであることが政権交代によって露見しました。

そして、欧州連合の政策執行機関である欧州委員会がギリシャの統計上の不備を指摘したことで、世界的にギリシャの財政危機が知られることになります。そのため、ギリシャ国際の格付けは引き下げられ、ギリシャ国債の価値は暴落。各国の平均株価にも、ギリシャの経済危機は影響を及ぼし、ユーロ為替の価値も大きく下落してしまいます。

2.ギリシャ危機による、ユーロ対円の為替

2009年10月 1ユーロ=約140円
2010年4月 1ユーロ=約110円

ギリシャ一国の経済危機が、世界各国を巻き込んで影響を及ぼした、投資家にとっては悪夢のような出来事が「ギリシャ危機」なのです。


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3.悪夢の再来か、第二次ギリシャ危機の予兆

2012年6月のギリシャの国政選挙で、財政緊縮支持派が連立政権を樹立し収束に向かったと思われたギリシャ危機。しかし近年、第二次ギリシャ危機の予兆が出ているという予測が出ており、その危険度は2009年に発生した第一次ギリシャ危機よりも高いと言われています。

第二次ギリシャ危機の予兆は2014年の12月、ギリシャ議会は大統領を選任できず、総選挙に追い込まれてしまいます。アテネの株式市場、とりわけ銀行株の落ち込みは顕著で、1日で5%と言う悪夢のような下落を見せ、第二次ギリシャ危機の発生が現実味を帯びたものになってしまいます。

一国の大統領選挙、政権の交代によって暴かれた経済赤字の隠蔽によるギリシャ危機。その余波は欧州各国だけにとどまらず、世界各国の平均株価やユーロ為替にも大きな爪痕を残してしまいました。

あとがき

そのギリシャ危機よりも大きな危険性をはらんでいると言われる、第二次ギリシャ危機。

投資をされている方だけでなくとも、知っておくべき事案の一つと言えると思います。

(kikyou)

投稿者:

kikyou

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投資、資産運用、借金についてレポートしています。 皆様のお役に立てさせて頂きたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。