純金投資する上で必ず押さえておきたい10の基礎用語

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純金投資をはじめる上で基本用語を押さえておくことは非常に重要であり、これらを理解しないことには始まりません。
本記事では純金投資をはじめる前に頭に入れておくべき、10個の用語をご紹介します。

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目次

  1. インフレ・デフレ
  2. 日経株価平均
  3. ドルコスト平均法
  4. インゴット
  5. リースレート
  6. 四大金市場
  7. 有事
  8. トレンド
  9. スプレッド
  10. ポートフォリオ

1.インフレーション・デフレーション

インフレーション(以下インフレ)・デフレーション(以下デフレ)は、あらゆる投資の知識をつける上でもっとも基本となる概念の一つです。

  • インフレとは、物価に対して通貨の価値が下落すること
  • デフレとは物価に対して通貨の価値が上昇すること

例えば一つの国の中での通貨発行量が多くなりすぎると通貨需要<通貨供給となって通貨価値が下がります。そうなると、今まで100円で買えていたものが200円になったりします。

デフレは逆に緊縮的な金融政策が行なわれて通貨供給が下落、通貨需要>通貨供給となったときに発生します。このときは今まで100円だったものが50円になったりします。

インフレは物価が上昇すること、デフレは物価が下落することなので、経済が過熱したときは純金の価格も急騰することがあります。

2.日経平均株価

日建平均株価とは、日本の株式市場の代表的な指標です。東証一部に上場している株式のうちの225銘柄から算出されています。

一般的に景気が落ち込んでいるときには株価は下落します。このようなときは金融資産に投資すると損してしまうため、実物資産であり絶対に価値がなくなることのない純金への投資が増加します。

つまり日経平均株価が下落すると純金価格が上昇、株価が上昇すると純金価格が下落する、という基本的な関係があります。


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3.ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、投資手法のひとつです。購入や売却を一度で行なうのではなく少額に分散して行なう方法です。

純金価格が上昇したときは購入する量を少なく、価格が下落したときは多く購入します。

例えば1万円を投資するときに、1万円で一度で購入するのではなく、1000円を10日間に分けて毎日購入する、という形で行ないます。定額で購入し続けることで、平均購入価格を引き下げることができます。

4.インゴット

インゴットとは「金地金」のことです。いわゆる「金の延べ棒」のことで、純金を商品として流通させるときの形態です。金塊というと多くの人はこの形態を思い浮かべると思います。

形状によって

  • スタンダード
  • サウ
  • Tバー

の三種類があり、純度によっても

  • 高純度地金
  • 普通地金
  • 合金地金

の3つに分けられます。

5.レート

貴金属のリース市場で貴金属の貸し借りを行なうときに発生する金利のことをリースレートと言います。

純金の金利は長い間低金利状態にあり、例えば1年間で0.2%程度という水準になることもあります。1%を下回るのが一般的になっています。リースレートは他の通貨や債券などと同じように、純金がほしいという人が増えれば金利が上がり、逆にほしいという人が減れば金利が下がります。

6.四大金市場

株式は以下のを主要証券取引所を中心として取引されています。

  • ニューヨーク証券取引所
  • 東京証券取引所
  • ロンドン証券取引所

同じように純金も4つの市場を中心として取引されているのです。

  • ニューヨーク
  • ロンドン
  • 香港
  • チューリッヒ

これらの取引所には時間差があるため、日本や香港での取引が終了する頃にチューリッヒで取引が開始され、続いてロンドン、ニューヨーク、の順に取引が開始されていきます。ニューヨークで取引されている時間には、日本や香港では深夜になります。

現在では誰でも世界中の取引所での取引が可能なため、取引価格は24時間変化し続けています。

7.有事

有事とは

  • 戦争・紛争
  • 自然災害
  • 経済危機
  • テロ

などの国家レベルの危機のことです。国家の経済が傾くほどの金融危機、経済危機や数十人以上が死亡したテロなどが有事と言われます。

このような事態が発生したときは、金融市場にも影響が及びます。一般的に有事が発生すると、関連する国家の債券や株式市場が下落する可能性があるため、投資家は資産を安全資産へと逃避させます。

純金はいつでも価値の減らない実物資産であるため、有事が発生すると投資家は資産を純金に投資する傾向があります。

つまり有事が発生すると純金価格が上昇することが多いということです。

8.トレンド

トレンドとは、そのときの市場の方向性のことです。

  1. 上昇トレンド
  2. 下降トレンド
  3. 横ばい

以上の3つがあり、株式市場も債券市場も為替市場も、そのときの取引によって大きく変化します。しかし純金投資の場合は、長期的に見ると常に上昇トレンドにあるという特徴があります。

2000年には1000円程度だった純金価格は、現在では5000円前後になっています。

9.スプレッド

スプレッドとは、購入価格と売却価格との差のことです。顧客からすると手数料であり、会社側からすると収入になります。

取引のたびかかるため、頻繁に取引する人はなるべくスプレッドの狭い会社を選んだ方がいいでしょう。たいていの会社ではスプレッドは50円〜70円程度に設定されています。

10.ポートフォリオ

ポートフォリオとは「どのような投資対象」に「どれだけの資産を投資しているか」を示すものです。

純金投資といっても多様な種類があり

  • 純金銀、プラチナなどに投資できる「金CFD」
  • 株と同じように取引できる「金ETF」
  • ドルコスト平均法を用いて定額のお金を積み立てて投資する「純金積立」

などがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、どれにどれだけの資産を投資するか自分で考えます。これがポートフォリオです。

あとがき

純金投資をする上で必ず覚えておくべき10個の基本用語をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。投資をはじめると他にもたくさんの用語が出てきますが、まずはこの10個を抑えましょう。投資の世界は情報戦であると言われるように情報不足が引き起こすデメリットは様々です。しっかりとした知識で金投資にチャレンジして下さい。近々他の投資でも覚えておきたい用語を紹介する予定なのでどうぞよろしくお願い致します。ここまでご覧頂き誠にありがとうございました。

投稿者:

tanutara

tanutara

投資・実物資産をレポートしています。 ファイナンシャルプランナーとして経済を研究しています。皆様にお金について分かりやすくお伝えしていける様に努めて参ります。